どうも、フリーランスエンジニアのまっきー(@nobita_x009)です。
フレーズに踊らされず、「提案の本質」に気づけますか?
言葉が先行しちゃったせいもあるけど、その本質を捉えられずに現場に仕組みを強いることが一番問題。
「プレミアムフライデーってありがた迷惑ですよね?」と日経新聞で意見したら、経産省がやってきた──サイボウズ青野慶久と「日本人の休み方」を議論 | サイボウズ式 https://t.co/gwBDSDH6Kj
— まっきー@フリーランスエンジニア (@nobita_x009) November 15, 2017
2〜3時間労働時間を削ることが目的じゃないんだよって話。
プレミアムフライデーはあくまで手段の一つってだけで。そこを理解しないまま「プレミアムフライデーだから!」って無理矢理現場に言っても浸透するわけないものね。
— まっきー@フリーランスエンジニア (@nobita_x009) November 15, 2017
プレミアムフライデーは失敗だったのか?
Photo by:https://premium-friday.com
「まだ」失敗していない、と思っています。
でも、プレミアムフライデーという言葉は無くなると予想。
だって、「プレミアムフライデー」という取り組みの本質が伝わっていないんだもの。
ならそんな言葉取っ払うのが流れなんじゃないかなと思っています。
プレミアムフライデーの目的は、「月末金曜に労働時間を3時間減らすこと」ではないんですよ。
「こういう働き方、休み方もあるよ」っている提案なんですよね。
誤算は「プレミアムフライデーの本質」が思った以上に伝わらなかったことなんでしょうね。
表面のフレーズだけ切り取って、本質に気づいていない人はたくさんいる
サンプルが少なくて申し訳ないですが、僕の経験上。
会社員時代〜常駐型フリーランスになってからと複数の現場に携わってきましたが、本質を理解して取り組みをしていた会社は無かったです。
当時の現場で言われたのは「プレミアムフライデーだから帰れる人は早く帰りましょう」。
プレミアムフライデーという言葉だけを切り取って、本質に気づいていなかったからこそ出る言葉ですよね。
一部の有能上司は「客先に迷惑かかるから一気には無理だけど、各金曜で休み取れるようにしてみよう」と提案してました。
先ほどとは反対に、本質に気づいていたから出る言葉ですね。
もちろん会社として取り組むのが簡単ではないというのは理解しているつもりです、が。
現状をみると、大半の企業に本質が理解されていないのではないかと思えてならないです。
伝える側も「本質」を伝える工夫を
ただやっぱりプレミアムフライデーは伝え方が悪かったような気はします。
普段の生活や仕事においてもそう言った場面はあります。
例えば僕の実体験で、「普段○○さんにやってもらっている作業を、今回は××さんにやらせてみたらどう?」と伝えたことがありました。
しかし、○○さんからあがってきた報告は「私がやったほうが早かったので私がやりました」でした。
僕の「作業の属人化をさせたくない」という提案の本質は全く伝わっておらず、「私の方が優秀でしょ!」と言わんばかりの報告があがってきたことにひどくがっかりしました。
それからは、物事の背景や本質を伝えることを意識するようになりました。
本質の伝え方がわかると、本質にも気づくようになります。
気づけないと思う人は、まず伝え方と論理的思考を勉強するといいかもしれないですね。
僕も苦手なので、勉強します。
それではまた。